「ワークショップデザイナー」という言葉をご存知ですか。
読んで字のごとく「ワークショップをデザインする人」のことですが、
「ワークショップ」ってそもそも何?っていうひとは多いかもしれない。
ググッてみると、こんな感じ。
1 仕事場。作業場。
2 参加者が専門家の助言を得ながら問題解決のために行う研究集会。
3 参加者が自主的活動方式で行う講習会。
でも、ここのところいろな場面で行われている「ワークショップ」は、
2.3の感じでしょう。1.の意味で使うひとはいないと思う。
ワークショップデザイナーとは、「コミュニケーションの場づくり」の専門家で、ワークショップの企画・運営、コーディネート、講師などが出来て、人と人とのコミュニケーションの場面を生み出す専門職のこと。
数年前、私(野内隆)も「青山学院大学社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム」の12期生とし、青山学院大学に通っておりました。
その時の学びがあまりにも面白かったので、育成プログラムの修了生のための「プロジェクトスタートアップ講座」の「ワークショップデザイナープラス」も受講しました。
教師、企業研修の講師、ダンサー、画家、役者、医者、スポーツインストラクターなど、職業も世代も性別もバラバラの方が集まって、ワークショップの基礎理論を学び、グループでゼロから企画を立ち上げ、実際に小学校に行って実習までを行うという、実に内容の濃い〜学びの時間でした。現在も、毎月行っている「足立区 ギャラクシティのこどもみーてぃんぐ」というワークショップで、この時に教わったことがたいへん役に立っています。
先日、その「青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム」の募集パンフレットのデザインを担当させて頂きました。WSDの文字をモチーフに、<W=つづく S=つながる D=ひろがる>というイメージで図案化しました。背景のパターンは、さまざまな違うカタチの個性がつながって、新しいコミュニケーションの場が生まれるイメージを表現しています。表と裏を並べると、デザインがつながりるところがミソ!
http://wsd.irc.aoyama.ac.jp/inc/pamphlet/
http://wsd.irc.aoyama.ac.jp/inc/pamphlet/
これからの時代、「仏つくって魂入れず」では、なかなか続かないと思います。ハコモノだけつくっても、中身がなければ。。。場づくりの専門家のチカラがますます重要かと思います。
by 野内
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